【ベーゼンドルファー】
まぎれもなく良いピアノであり、かつて私が楽器店在籍の頃、世界3大ピアノの一つと教えられた。
私個人は、どのメーカーが世界で3本の指に入るかは個人の感性と思っております。
世界3大ギタリストは、そのまま認めておりますが。
ベーゼンドルファーは、私にとって「ピアノっていいなー」 と、初めて思わせてくれたピアノで、とても印象深いのです。
ちなみに2番目はスタインウェイでキース・ジャレットを聴いてであり、3番目はペトロフで超優秀なピアノ技術者が調整した音を聴いたから。
それまでは、ギター一辺倒だった。
ピアノは別に聴こうとも思わなかった。
仕事の付き合いで仕方なく行った京都で開かれたオペラのコンサート。
何の期待もしていなかった。
ステージ中央に鎮座しているピアノ。
伴奏がはじまり、
???
へー? へー?
それまでよく耳にしていたピアノの音と違う!!
メインである歌手の人には申し訳ないが、ピアノの音のみ聴いてしまった。
休憩時間にステージまで行きメーカーを確認。
『ベーゼンドルファー』である。
今から30年ほど前の話しです。
グロトリアン、ベヒシュタイン、ミキなど、優秀な技術者によるピアノを仕事柄耳に出来るのも役得で、新鮮な感動を覚える事も多い。
近年では、東京のショールームで体験した日本支社の社長自らの演奏で耳にした『ファッイオリピアノ』。
親切に私をもてなしてくれた事にも感謝しています。
好きな音だった。
気に入った音だった。
楽器の世界はまだまだ面白い。
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