防音室って木造の二階にも作れるの?実はもっと身近なものを心配すべきだった!

【長期許容荷重】

防音室設置+ピアノだと、かなりの重量になります。

そこで床は大丈夫?
建物は大丈夫?
などの質問をよく受けます。

当社の答えはDr40までの防音室だと通常は問題なしとお答えしています。

 

例えば6帖(10㎡)の部屋だと、Dr30の防音室は約850kg+ピアノが約350kg=1,200kgです。

すごい重さなのですが、建築基準法では長期荷重として1㎡あたり180kg以上の荷重に耐えるようにと決められています。
従い、6帖だと1,800kg以上の荷重に耐えれる事になります。
実際に180kgジャストで設計するのは難しく、建築物の構造計算では余裕を持った設計がほとんどなので、余裕がある事になります。

実際には単位面積にかかる重量としては、防音室よりも重いものが多くあります。
例えば、湯を張った浴室、冷蔵庫、本箱などです。
本の荷重で床が抜けた実例もあります。

 

そして、床に最も負担を掛けているのは実は我々人間なのです。
歩き回る事で常に重量は移動し、少ない面積でかかる重量は防音室の比ではありません。
従い、100%ではないのですが通常の建築物ではまず大丈夫といえます。

大丈夫と断定し防音室を設置させて頂く事もあり、お部屋を見せて頂くのも現場調査の重要な目的です。
築年数がかなり古く、ごくたまに床の補強が必要な例もあります。

 

私の自宅は木造住宅です。
築約20年です。

二階に防音室+グランドピアノ+アップライトピアノを設置しています。
今日も我が家は傾く事もなく、私は普通に暮らしています。

防音室設置で床がご心配な方は、拙宅をいつでも公開させて頂きます。

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