22歳だった。
ファーストアルバムを聴いた。
うわー!!! だ。
重いベース、突き抜けたギター。
ソロではまばゆいばかりの音。
2曲目
????????
言葉にならない。
なんだこれ?
最初から最後まで衝撃。
衝撃以外の何者でもない。
続く「ユリガミ」も良かったが、2曲目の「eruption」凄すぎた。
エディーが逝った。
優れた好きだったミュージシャンが今まで何人も逝った。
筒美京平さんもYOU=足立祐二さんも残念だ。
エディーの場合は胸にぽっかりと穴が空いた。
弦を鍋で熱湯で茹でて張る。
⇒本当にしたのか?
半音下げチューニング
⇒デイブの声に合わせるため適当にした?
正確に半音ではなかったらしい。
ピックは親指と薬指で握りピッキング。
⇒本人はそのほうが弾きやすかったのだろう。
ハミングバードピッキングは故 成毛滋さんが解説していたが、ドアノブを回すがごとく腕を振る。
出来ない!
よっちゃんもルーク篁も出来ないと明言していた。
聞けばGITでは必須らしいが、あれば出来ない。
エディーはコンサートのオープニングでハミングバードしていた。
その日のコンディションを確かめるためらしい。
フロイドローズをすぐに使いたいからコーティングもなしでギターに搭載。
サビサビのフロイドローズはエディーだけだった。
赤と白のフランケンよりもファーストアルバムの写真にあった白黒のフランケンの方が私は見た目好きだった。
ブライアン・メイが道路標識と笑っていた。
配線を知らなかったから、ワンピックアップにボリュームのみのギターを全世界に流行らしてしまった。
スタインバーガーのヘッドにタバコを突き刺し、ステージでもタバコを吸った。
ルカサーがフランケンを「こんな弾きにくいギターはない」と言った。
「ノーベル賞を何個もあげたい」とは山本恭司さん。
もしライトハンド奏法がエディーによって世に出なかったら、マイケル・アンジェロはどうだったろう。
インザ・ミラーのソロはどうなっていただろう。
ジェフ・ワトソンはエイトフィンガーを開発したのだろうか。
インギーすらもステージで本当にさりげなくライトハンドし、アラン・ホールズワースは「ROAD GAMES」で超マニアックなライトハンドを披露した。
大好きな「TOOTH AND NAIL」でジョージ・リンチは果たしてライトハンドがなかったらどんなアプローチをしたのだろう。
天才中の大天才だった。
人の声すらも写譜するスティーブ・ヴァイが真摯なコメントを寄せた。
インギーとエディーの代役を勤め、7弦ギターを世に出し、アームの解釈を変え、ビブラートすらもコントロールのニュアンスを変えたヴァイがだ。
真の天才だった。
合掌
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