ディオラボトップページ / お客様の声 / ディオラボ・オーナー 大阪府堺市 N様(オーボエ・ハープ・バイオリン)
引越しを機に新築をされて、ご夫婦の練習室をお作りいただきました。
完成後、うれしいレポートをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
N様のコメントが皆様のご参考となれば幸いです。
※レポートの原文をそのままご紹介しております。
ディオラボ導入記
夫婦で定年後10数年、京都のマンションで暮らしてきました。
二人とも趣味は楽器演奏で、私はオーボエとめったに弾かないギター(クラシック)で、妻はピアノ、チェンバロ、バイオリン、グランドハープと多彩です。
マンションでは当然防音室が必須で、特注では検討するまでもなく高価なようでしたので、Y社の3.5畳の防音室を導入しました。
一人でオーボエを吹いても、妻のバイオリンとピアノとチェロの3人で弾いても耳が疲れるほどではないようでした。
ただ、やはり音は硬い感じで、温かく響くようには感じませんでした。
その後、事情があって大阪府堺市に家を新築して移り住むことになりました。
ただし、その地域で買える土地は予算上狭いですし、おまけに風致地区なので建蔽率は40%でした。
従ってとてもマンションで使っていた組み立て式の防音室は大きすぎて入りませんし、小さく組み直したとしてもインテリアに全くマッチしません。
1階にLDKと水回りを取ると、作り付けでも京間で1.3畳(江戸間で1.5畳)しか防音室に取れそうもありません。
そこで、妻はピアノを諦めハープとバイオリン用に、私はオーボエ用として特注することにしました。
ネットで調べると、やはり特注の防音室は量産品に比べかなり高くて予算オーバーとなりそうでした。
そこで、予算に何とか合いそうな「ディオラボ」を見つけることができたので、見学に行くことにしました。
1.5畳のサンプル室で演奏してみて、マンションで使っていたものより音がよく響くような気がしました。
それこそ片山さんの「防音室ではなく音楽室を」の意味するところだと思います。
また、以前の防音室では細い縦長の窓しか取れませんでしたが、入口をドア式にせず、全面ガラスの引き戸にできるとのことで、閉塞感のない部屋になると思いその仕様にしました。
その代わり、2枚のガラス戸の間隔は十分な間隔を空けないと低音域の防音効果は少ないとのことで、結局部屋の内寸は153㎝四方となりました。
しかし、これでもグランドハープは十分弾ける寸法です。
次は、詳細設計してもらい、家本体の建築会社との打合せが必要でした。
私自身は立ち会いませんでしたが、2回ほど打合せをしていただき、細かい設計上の取り合いや、施工時期、建築会社からの床材、壁紙などの材料支給などが決められました。
いよいよ完成し、オーボエを吹いてみました。
最初少し硬い感じはしましたが、かまぼこ型のサウンドチューニングパネル4本を床から浮かせて壁に取り付けると、格段に音が柔らかくなりました。
パネルの中で上からと下からの音がぶつかり干渉して柔らかくなるとのことです。
サンプル室で初めてサウンドチューニングパネルを見た時、これで音が柔らかくなる?と疑問に思っていましたが、実際その効果にびっくりしました。
やはり以前の3.5畳の防音室に比べると半分以下と狭くて、ハープとバイオリンでは長く弾くと少し耳が疲れるようですが、オーボエではそれほどではありません。
ただ、その後私は補聴器をするようになり、その状態で吹くと僅かに唸りが聞こえます。
そこで、楽器屋さんの大きな防音室で吹いてみましたが、同じように唸りが生じます。
従ってこれは補聴器側の問題で、補聴器販売店に投げかけてありますが、このような問題は初めてのようです。
別の事ですが、前の防音室では部屋の中に箱を置いたようなものでしたので、換気扇はLDKに通じていました。
それで、臭いの出る料理をすると臭いが防音室に入ってきてしまい困りました。
今回は外気に通じるように設置したので、その問題は有りません。
デザイン的にも、壁紙も床材も他の部屋と共通でインテリアに溶け込んでいます。
また、一面を全面ガラスにしたのが、開放感があって長くいても精神的に疲れません。
毎日夫婦どちらかが使ってとても満足しています。
新築のリビングの一角に防音室をお作りいただきました。
建築中から綿密な打ち合わせを重ねることで、リビングに溶け込む音楽室が完成しました。
開放的なサッシの採用でコンパクトながらも圧迫感を感じない空間をお作りすることができました。
遮音性能は高遮音のDr35をチョイス、開口部にはダブルサッシを採用しています。
仕様:天井高特注、平面寸法特注、窓オプション(引き違いサッシ)、内装オプション(フローリング)、サウンドチューニングパネル(STPW)
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