元々、筆不精ではあります。
仕事でのメールは文章作成の後、何度か見直してからお客様に送るようにはしています。
ブログの文章については「書かなきゃいけない」で書いてた時もありましたが、
コロナでバタバタしたこともあり
今、書かないといけないブログ(題材)ではないなと書かないようにしていた事もあります。
正直なところホームページのアップの事もあり書いていたのです。
今日書くのは書きたい題材です。
防音室とは外部からの音が入らなくなるから自分の出す音の確認が出来、音に集中出来る部屋と私は考えています。
外部からの音が入らなくなる = 中からの音も外にもれない = 周囲にも迷惑を掛けない
の図式が正しいと思っています。
しかしながら、中から出る音をゼロにする事は不可能です。
周辺より苦情が出ない防音室を作る事は不可能です。
限られた予算の中で出来る精一杯の事をするのが当社の姿勢です。
標準は防音室の外では人の話し声程度に、防音室内より漏れた音に設定しています。
話し声での苦情は普通はないとの仮定です。
しかしながら、世の中には楽器の音に対して過敏な人がいます。
およそ測定器でも計測出来ず、壁に聴診器を当てて「ピアノの音かな??」程度でも苦情を出す人はいます。
私は音楽する人の味方ではありますが、良識と常識は持ち合わせています。
人が生活していると出してしまう音、掃除機であったり洗濯機やテレビや話し声です。
これは生活音と思います。
生活音での音量に対して一定レベルを超えていなければ苦情を出せるものではありません。
過去、何度かピアノ音での苦情で出向いた事があります。
防音室施工後です。
公正なる第三者立会いの元です。
微かな音(ピアノの音かな?)で苦情を出す事は一定レベルを超えてはいません。
従い、苦情主の苦情は苦情にならないと認識します。
「受忍限度」という法律用語があり、それを超えていない被害については損害賠償や差止が認められないとなります。
周囲に対する気配りは大事ですが、楽器演奏者が悪者⇒たとえ遮音処理したとしても。
「ほんの微かな音でも苦情を出せる」は違うと思います。
子供の足音がウルサイと階下よりの苦情にも立ち会った事があります。
苦情を出す根拠を示さなければ駄目なのです。
苦情を出す以上は本当に受忍限度を超えているかどうかの機械測定となります。
音を出す側=(加害者)
苦情を出す側=(被害者)
で無い場合もあります。
私は受忍限度を超えていない苦情に対しては、当社のユーザー様でなくても対処していきたいと考えています。
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