防音堂は常に準備万端!それでも起こった事故には誠心誠意対応します

【失敗と事故の違い】

どのような仕事でも失敗や事故は起こりうる。
無い方が良いのは当たり前だが、起こる時は起きてしまう。

おそらく生まれてこのかた、失敗にも事故にも遭遇した事のない人は居ないのではないでしょうか。

失敗と事故の違いはなんだろう。

建築を習った時に失敗と事故の違いを学んだように思う。
そしてこの違いは大変重要と思う。

 

 

失敗

失敗とは、必要な準備をしておらず起こった事態を意味するらしい。

準備とは、その仕事をするにあたり必要充分な知識と技術のこと。
必要な知識が無いのに人に指導・指示は出来ない。

大層なホームページの文言を書き連ねており、さぞ凄い知識量と思いきや、お客様への説明がシドロモドロでは話しにならない。

お客様の質問に対して、納得してもらえるだけの答えを持っていないといけない。

 

技術はその仕事を行うにあたり、当然所得しておくべきものである。
技術がなければ、その技術を所持している人間に委ねるべきである。
それがスタッフと思う。

だからスタッフは大切で、イコール『パートナーと考えなければいけない。

実は、スタッフ・社員・部下をパートナーと考えれない人間が、愚かな社長ではないだろうか。

 

以上の準備が出来ていないのに仕事にのぞめば、当然失敗が起こる可能性が高まる。

失敗はしてはいけない。
準備がものすごく大事なのである。

常に勉強である。

 

 

事故

充分な準備をして現場に臨んだのに起きてしまったミス、それを事故というらしい。

ほんの一瞬のミスが災厄をもたらす事もある。

 

 

責任は

現場でのミスや事故のすべての責任は最高責任者、すなわち社長にある

起きた事態に対して正直にいえば、ミスしてしまった人間を罵倒したくなる。

しかしながら、そのような事をしてもなんの解決にもならない。
現場で声を荒げて解決すれば良いが、声を荒げて解決するわけもなく、時間の無駄である。

愚の骨頂である。
(そのような人物が意外に多い事実を体感してきた私である。)

気持ちは穏やかではないが、冷静にどうしたら良いか考える。
それが正しい。

正直に事態をお客様に言うしかない。
誠意を持って対処です。

 

昔、先輩に言われた事。

「失敗しても命までは取られんわ。」

名言である。

勿論、その言葉に甘えてはいけない。
失敗した時に、事故を起こした時にどのように対処するかが問題なのだ。

 

 

最高責任者として

いまだに社長でありたいなどと思った事がない。
誰かに代わってもらいたい。

結局、ミスを繰り返すスタッフを選んだのも自分の責任。
ルールを守れない人間を選んだのも自分の責任。

残念ながら、防音堂のスタッフも何人か入れ替わってしまった。
数カ月か数年か様子を見ながら重い決断をする。

 

私自身もミスはする。
複数の仕事を同時進行にこなす時は特に注意しているが、起こしてしまう事がある。

自分で自分をクビにしたいが、それもままならない。
ミスしたらスタッフに頭を下げるのみである。

 

防音堂を立ち上げるまでは、勤め人であった。
何人かの社長と言われる立場の人間を見てきた。

自分はあんな人間になりたくないと心底思ってきた。

規模の違いこそあれ、自分がその立場になった時、少しだけ、かつての上司の気持ちも分からないではない事に気がついた。

でも、振り返ってみて、正しい社長の振る舞いと思える人物は一人もいなかった。

 

私は俗である。
そして怠け者でもある。

少しだけ毎日、意識を積み重ね、精進していくのが自分にあっていると思う。
(自己弁護と思います。多分)

 

会社が大きくなればいい。

大きくなれば新しい機械を購入でき、場所を作る事が出来る。
そうすれば、今よりも更に価格を下げれる。

そうなったら一人の設計者に戻り、商品開発に力を注ぎたい。

精神年齢が低い私の代わりに、誰か社長をしてほしいものである。

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