シンセバンドの先駆者YMOはハードロック青年をも魅了する強烈なオーラだった件

【YMO】

私の時代では電子楽器はシンセサイザーである。
アナログシンセからデジタルに変わり、その進化を目の当たりにしてきた。
思えばラッキーな時代に生まれたものである。
ちなみに電気楽器といえばエレキギターである。

 

初期のアナログシンセはモノフォニックで単音しか出ない。
チューニングがすぐ狂う。
ツマミだらけでどう触って良いか良く分からない。
独特の変な音である。

この変な音がギターのチョーキングを思わせるようなベンドの機能や効果音まで出るので、使いこなせれたら大変に面白いゲテモノ楽器であった。

DX7からシンセは段々、普通の楽器になってきたように思う。
下品な音を最近聞かなくなった。

 

そしてYMOの出現である。
プラスティックスや四人囃子などシンセを使ったバンドはいたが、デビューはその洗練された楽曲と共に鮮烈であった。

今、何かと話題の電気グルーブの石野氏。
テレビのカルトなクイズ番組でメンバーの使用楽器を全問正解など、後進に与えた影響の大きさは計り知れない。

細野氏の自宅に坂本氏と高橋氏が招かれ、コタツでミカンを食べながら細野氏のノートに書かれたアイデアがYMOのきっかけだったらしい。

ロック系のギターアルバムしか買わなかった私が、唯一ELPと並び購入したキーボード主体のアルバムである。

ステージではクリック音を聞くため、ヘッドホンをつけての演奏。
無表情だったのはそのためらしいが、唯一、矢野顕子さんだけ躍動して演奏しており大変目立っていた。

参加のギターリストは鮎川誠、渡辺香津美、大村憲司さんである。
懐かしくもあるが、今聴いても斬新である。

 

大村憲司さんはたまたまであるが、ギタークリニックに参加させてもらった。
良い人だった。

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