【2019年夏の新型サウンドチューニングパネル・STPA】
ユーザー様が室内の響きを自分の耳で決められる。
それが今回もコンセプトです。
部屋のどこに置いても構いません。
自由です。
楽器の音って結構大きいのです。
生活音を超えてます。
耳が疲れてしまう事もあるのです。
壁からの跳ね返り音や楽器の音が、このSTPAに当たると、形が円形なのでどの方向からの音も真っ直ぐに跳ね返る事なく散らしてくれます。
だからピアノの横に置いても良し、後ろに置いても良しなのです。
どこに置いても良いのです。
自分の心地よくなるポイントを見つけて置いてくれたら良いのです。
トランペットやフルートの人は、これに向かって吹いてもらっても良いと思います。
良く見ると穴が規則的に空いてます。
この穴に楽器音が入射します。
材質も問題でした。
ベースは木です。
木材の性質上、高い音は跳ね返し、低い音は吸音してくれます。
表面の小さな穴は高い周波数の音のみを少しだけ吸音してくれます。
低域のうねり音も吸音してくれます。
狙いは耳にやさしくなるです。
学術的な書き方は出来ますが、私はアナログ的な考えから進めてまいりました。
問題は円柱の大きさだったのです。
製作の和田が限界まで小さく出来た円を基準に空ける穴を決めました。
どれだけの間隔で、口径をいくらにした穴を空けるか?
それにより得られる吸音効果は?
やってみないと分からない部分でしたが、私の耳には音がマイルドになったように感じます。
天井に近くなるため、天井からの跳ね返り音は円柱上部の穴の中に直接入射です。
高さは 1m90cm。
座って演奏しても、立って演奏してもカバーしてくれる範囲です。
見た目は存在感があります。
吸音効果と拡散効果の両方を備えたアイテムになったと自負しています。
広い部屋にも狭い部屋にも対応出来ます。
防音室ユーザー以外の人にも使ってもらえる商品です。
STPAが転倒しないようにベースは正方形の台座になっています。
台座部分だけで約5kgです。
実はベースを重くする事で音の共振を避けます。
円柱部分とベース部分の素材を変える事により、円柱部分の中で音の処理が出来るようにしています。
当初は水のイメージがあったのです。
なんの事か良く分からなかったのです。
反射音や楽器音が水で、それをSTPAが真正面から受けて流す。
奏者にキツイ音から耳を守るための盾の役割をSTPAが担ったように思います。
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